この記事は、高校1年生向けに生物基礎の1学期期末テスト対策ができる当サイトの記事紹介になります。紹介している記事は、実験・グラフ・計算問題の解説と語句埋め記事なります。ご自分の試験範囲と照らし合わせながら、勉強してわからなかったものをチョイスして見てみるとよいと思います。
紹介している記事はすべて内部サイトなので、安心して勉強に励んでください。
ここで紹介しているものはあくまで管理人の予想なので、絶対にご自分の試験範囲と照らし合わせてください。特に、以下の高校生は気を付けてください。
- 二学期制の学校の場合。(この記事は3学期制向けです。)
- 生物基礎を高校1年生で途中までしか進めない先生が担当の場合。
生物基礎の1学期期末テストの予想範囲
管理人の主観では、高校1年生生物基礎の1学期期末テストは、生物基礎教科書の“第2章「遺伝子とその働き」”がメインの範囲だと思っています。進度の遅い学校であれば、“第1章「生物の特徴」”の終盤が少し範囲に入るでしょう。
なので、第1章「生物の特徴」の終盤と第2章「遺伝子とそのはたらき」全般の頻出テーマをここで紹介します。
生物基礎_第1章「生物の特徴」の終盤頻出テーマ
カタラーゼと酸化マンガン(Ⅳ)の対照実験
“酵素”を習うタイミングで、カタラーゼと酸化マンガン(Ⅳ)の対照実験も習うことが多いです。このテーマは比較的簡単に理解できるものであり、問題の難易度も高くありません。しかし、上で紹介した問題のように、“適する選択肢をすべて選ぶ”ような問題は多くの高校生が苦手としており、問題の内容によっては点数の取りこぼしが出てしまいます。非常にもったいないので、よく理解してテストに臨むことをおすすめします。
ちなみに、問9の肝臓片を切り刻むと気体の発生が激しくなることは、高校1年生のこの段階では見過ごしがちです。これもしっかりと覚えておいてほしいところになります。
生物基礎_第2章「遺伝子とその働き」の頻出テーマ
シャルガフの規則・塩基の相補性・1本鎖DNAの塩基の割合
シャルガフの規則そのものは、とても簡単です。“生物のDNAにおいて、AとT、GとCの割合は(ほぼ)同じである”というわかりやすいものです。しかし、その明快さが誤った問題の解き方を導くことがあります。
シャルガフの規則を誤って使ってしまいがちな場面は、“1本鎖DNAの塩基の割合”を求める問題を解くときです。詳しくは上の記事で紹介しているので、ぜひ見てみてください。
ちなみにこの問題の難易度はそこそこで、高校3年生で受験勉強を始めてようやく理解できるような人もいます。うまくスタートダッシュするために、今のうちに必ずできるようになりましょう。
DNAの長さ、塩基数、翻訳領域の問題
中学理科から引き継ぐようなかたちで、高校生物基礎でもDNAを学びます。DNAといえば、“二重らせん構造”や“ワトソン・クリック”などの超重要単語があります。一方で、“塩基”や“転写・翻訳”を学ぶと、上で紹介した計算問題がテストに出されることが多々あるものです。
この問題では“DNAの構造”や“塩基対”などを図でイメージできる能力が必要とされているので、難易度は高く多くの高校生が敬遠してしまいます。なので逆を言うと、この問題を1学期期末テストで解けるということは、ほぼ確実に他の学生に差をつけるものになります。
ぜひとも解けるようになってほしいので、上の記事で演習してみてください。そして、わからないところがあったら、コメントにて質問してくださいね。
DNAの抽出実験
実験をやらせてくれる高校では、ほぼ間違いなく扱う実験です。比較的安全な実験であり、かつ目に見えないDNAを白い糸として見ることができるので、なかなかインパクトがあります。
ただし、これがテストに出ると少しやっかいです。問われる内容としては、薬品の名称・操作名・操作の順番・操作の意味などがあります。ゆえに暗記する量が多く、暗記を嫌う方は敬遠しがちです。そして点を逃してしまうのです。
この問題の攻略では暗記が大事ですが、問題のパターンは少ないので、“一通り”解けるようになればおおよそ問題ないでしょう。その内容を上の記事で紹介していますので、ぜひ見てみてください。
“遺伝子の本体=DNA”の証明に至るまでの実験3つ
遺伝子の本体がDNAであることは、教科書で学べば当然だと感じると思います。しかし、このことが証明されたのはわずか60~70年前のことであり、その頃はタンパク質が本体なのではないかという説もありました。
証明には、3つの実験が関与しています。“グリフィスの実験”、“エイブリーの実験”、“ハーシーとチェイスの実験”です。生物基礎では、これらの内容は発展学習になっているので、進学校でないと習わないかもしれません。
発展になっているだけに理解するのはかなり難しく、管理人の主観では生物基礎で5本指に入る難易度だと思っています。それだけに、教科書や問題集でこのテーマを少し見て諦める高校生も多く、浪人生でもよく理解できていない人がいるくらいです。つまり、非常に差がつきやすいテーマです。なので、もし理解ができていない方は上の記事を読んでみることをおすすめします。
体細胞分裂の観察実験・グラフ・計算問題
“体細胞分裂”という生物用語は、中学校理科で既出です。なので、名前そのものはよくわかる高校生が多いと思います。
しかしながら、体細胞分裂を問題とするテーマはバリエーションがあるので、初学者にはとっつきにくい内容になっています。実験問題があり、グラフの描写問題があり、計算問題があり…というかんじで、理解すること覚えることが多いのです。また、体細胞分裂の図はコツをおさえないと暗記が難しくもあります。
このように難しいと主張しましたが、体細胞分裂もまたパターン問題であり、基礎をおさえればそんなに難しくありません。上の記事では頻出の問題を取り扱っているので、一度見てみて知らないことがないか確認してみるとよいでしょう。
細胞周期の計算問題
1学期期末テストで細胞分裂まで進んでいる学校は、進度が早いと思います。でも、念のため紹介しておきます。
細胞周期の計算問題は、けっこうな難易度があります。何が難しいかというと、表やグラフのデータを読み取ることに苦労するのです。これらは、解き方を知らないとほとんどの高校生が解くことができないものだと、管理人は思っています。逆に言えば、解き方をよく理解している方にとっては、周囲に差をつけることのできる得点源だと言うことができます。
上の記事では、2つのパターンで合計4つの問題を扱っています。内容は難しいですが、これくらいが細胞周期の計算問題のスタンダードなので、確認して解けるようになっておきましょう。
単語・用語対策
単語や用語の対策には、下の記事が有効だと思います。是非、活用してみてください。
まとめ
今回は、実験問題・グラフ問題・計算問題を中心に紹介させていただきました。これらの問題では、解いたことがある経験がテスト本番で非常に役に立ちます。友人・ライバルに差をつけるために、ぜひできるようになりましょう。
言うまでもありませんが、テストでは単語問題や論述問題も登場すると思います。試験範囲となっている教科書・ノート・副教材をしっかり確認して、目指す点数が取れるように勉強を頑張りましょう。なお、時間は有限なので、目標の点数にたどり着くためには取捨選択も必要です。どうしてもわからない問題は捨てることも、一つの学びだと言えるでしょう。
よい点数が取れるように、心より応援しています。
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以上でこの記事は終わりです。ご視聴ありがとうございました。