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「高校生物基礎・生物」平成30年度プレテスト分析:生物は難化のままか?

平成30年度も大学入学共通テストに向けたプレテストが実施されました。生物に関しては昨年度とは異なり、生物基礎と生物に分かれて行われました。管理人も問題を解いてみたので、その感想と今後の展開の予想をしてみたいと思います。

なお、問題と解答は下のリンク先から見ることができます。

管理人の点数と平均点

生物基礎生物
管理人47/5054/100
平均点25.51/5035.52/100

「生物基礎」はかなり余裕で解くことができましたが、「生物」は昨年度と同じく苦戦してしまいました。現在教師ではないとはいえ、「生物」に関しては恥ずかしい結果です。

※管理人がセンター試験2019を解いたら、生物基礎48点、生物94点でした。やはり“生物”で問われる能力が変わってますね。

管理人の個人的な分析

生物基礎

生物基礎の解答数は19個でした。それらの問題を見ると、管理人の主観では、

  • 知識問題:9個
  • 考察問題:4個
  • 計算問題:3個
  • 図の読み取り問題:3個

というような感じでした。個人的には、バランスがとれていると思います。

また、「生物基礎」では過不足なく解答を選ばせるような問題がなく、解答するときに難儀することはあまりないように思います。

平均点が約25点ということで、平均5割の得点率だということは、大学入学共通テストのプレテストの結果としては申し分ないでしょう。大学入試センターは、平均点が5割~6割になるように問題をつくっているからです。

ただし、教科書や典型問題集では解けない問題がありました。以下、いくつか挙げます。

  • 解答2:顕微鏡を実際に扱ったときの経験が必要。
  • 解答5・6:内容的には生物(生物基礎でも発展では一応ある)。
  • 解答7:資料集にしかヒト断面図は載っていない。

ひょっとすると、このような問題は意図的に平均点を下げるためのものかもしれません。いわゆる、1割のヒトしか解けないような問題です。

以上のようなことから、初の生物基礎プレテストは、おおむねうまく実施されたと言うことができると思います。

今回の生物基礎と同じ難易度の問題であれば、生物基礎の教科書の熟読が必須・典型問題の演習が必須・やや発展的な問題の演習を少し行う、という対策でよいかもしれません。

生物

昨年度と比較するために、一度こちらの記事を読んでみるとよいと思います。

「高校生物」平成29年度プレテスト分析:大学入学共通テストは難化?※2018年12月29日更新。 この記事は平成29年度版「高校生物」プレテストの分析記事です。 平成30年度版「高校生物基礎...

平成30年度のプレテストは、29年度版を改善した内容になっていたと管理人は感じました。

まず1つ目の大きな違いは、わずかながら知識問題が出題されたことです。29年度は知識問題が皆無でしたが、得点しやすいように調整されたのだと思います。

2つ目の大きな違いは、ボリュームと難易度の低下です。若干ボリュームが低下したように管理人は感じました。なぜかと言うと、29年度版では時間が全く足りなかった一方で、30年度版では時間が余ったからです。とは言ってもミスが多かったので、より正確に解こうと思うと、60分弱かかるのかもしれませんが…。

大きな違いがある一方で、変わらない傾向もあります。

大きな傾向は、初見の考察問題が出題されることです。

また、考察問題が難しい理由は、

  • 過不足なく選ぶ問題があること
  • 必要or不必要な情報を選択すること
  • 与えられた情報では判断できない場合があること

などが挙げられます。これらの傾向は29年度と同じなので、ほぼ間違いなく大学入学共通テストでも登場するのではないでしょうか。対策が必要になると思います。

ただし、やはり平均点が約35点/100点満点と平均得点率が大きく低い(普通は平均5~6割)ので、大学入学共通テストではさらなる改善がされると思います。

ちなみに、対策をするにあたっては、実験考察問題の演習が欠かせないと思います。

総括

大学入学共通テストは、令和3年度から始まります。現在(2018年12月時点)の高校1年生は、センター試験ではなく大学入学共通テストを受験することになります。生物基礎・生物だけでなく、他の強化でも傾向は変わっているはずなので、早めの対策をすることが欠かせないでしょう。特に、“思考力”が問われるので、「生物」なら考える問題をたくさん演習することが欠かせないです。

令和2年度にもプレテストはあるのでしょうか。実施してもらって、よりプレテストで問われる資質を明確にしてほしいと思います。

平成30年度プレテスト解説本

平成30年度プレテストの解説本が出ました。

おわり

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